「え、スロバキア?なにがあるの?」
世界一周中、いろんな国を回ってきたけど、スロバキアはマジで評価が分かれる国だった。
いや、むしろ「行かなくていい説」すらある。
でも、そんなスロバキアにも“じわじわ来る良さ”がある。
ということで、今回はつまらないと言われがちなスロバキアで、どうやってそれなりに楽しんだかをシェアしていく。
今回この記事を書いている私は、
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そもそもスロバキアってどこ?アクセスは?

スロバキアは中央ヨーロッパに位置する国で、チェコ・オーストリア・ハンガリーなどに囲まれてる。
観光地として有名なのはお隣のウィーンやプラハだけど、スロバキアの首都・ブラチスラヴァも、電車でサクッと行ける距離にある。
オーストリアのウィーンからスロバキアのブラチスラヴァへは、電車で約1時間。料金は8ユーロ(約1300円)くらい。
チケットの予約には【Omio】ってアプリを使った。検索しやすいし、表示もわかりやすい。
初日に文化の違いを喰らう

ウィーンからブラチスラバに向かう途中の電車に乗ってるとき、相席になったスロバキアのおばちゃんが、みかんの皮のゴミを俺の目の前に置いてきた。
あ、この国ちょっと雑かも、って思った瞬間だった(笑)。
日本との民度の差を感じつつ、逆に「これぞ異文化体験」って自分を納得させた。
普通人の前にゴミ置かないよね…。
滞在は3泊4日。ホステルが意外とアツかった

宿泊したのは「Patio Hostel」っていうドミトリーで、1泊2000円くらい。
設備はまぁ普通だけど、人との出会いが熱かった。
特にソマリアとウルグアイ出身のおじさん達との出会いは印象的。
キッチンで夜ご飯を自炊しようとした時、「何作るの?」と話しかけてくれた。

ソマリアって危険度レベル4って言われてるけど、普通におだやかで優しい人だった。
旅って、こういう先入観を壊される瞬間がある。
観光は…まぁまあ
● ブラチスラヴァ城:一応有名。景色は良い。

● 青の教会(聖エリザベス教会):インスタ映えはする。中はまぁ普通。

● クリスマスマーケット:時期が合えばそれなりに賑わってる。

でも、ドナウ川越しに3カ国(スロバキア・ハンガリー・オーストリア)を一望できるポイントは面白かった。
国境がこんなに近くに密集してるって日本じゃありえないよね。

じゃあ、どうやって楽しめばいいのか?
正直言って、首都周辺だけ観光して帰ったら「つまんなかった」で終わる国だと思う。
でも、だからこそ人との出会いや異文化へのツッコミどころを楽しむのが正解。
スロバキアを“それなりに”楽しむコツ
- 観光地は深追いしない。映えるスポットだけ抑えて満足する
- ホステルの人と話す。意外なストーリーに出会える
- 雑さに突っ込むメンタルを持つ
- 「つまらなさ」をネタにして楽しむ覚悟を持つ

結論:スロバキアは“つまらないけど、悪くない”
バックパッカー的には、「何もない」が逆に癒しだったりする。
スロバキアにはそんな魅力がある。
キラキラ観光地じゃないけど、地味な国にも地味なりの楽しみ方がある。
旅って、そういう“外れっぽい国”に行ったときの過ごし方に、センスが出るんだと思う。