「世界一周って、いくらかかるの?」
よく聞かれる質問のひとつ。SNSで旅人を見て「いつかやってみたい」と思っても、費用面がネックで一歩踏み出せない人も多いはず。
この記事では、実際に世界一周した自分(当時26歳)の経験をもとに、「どこにどれだけお金がかかったのか」「どこを節約すべきか」などをリアルに紹介していく。
これから世界を旅したい人の参考になれば嬉しい!
今回この記事を書いている私は、
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ざっくり結論:世界一周の総額はいくら?

自分の場合、約330万円(9ヶ月・40カ国)かかった。もちろん旅のスタイルや期間、行き先によって大きく変わるけど、大体この金額感がひとつの目安になると思う。
項目 | 費用(円) |
---|---|
航空券(長距離) | 約110万円 |
現地交通費 | 約40万円 |
宿泊費 | 約60万円 |
食費 | 約40万円 |
アクティビティ・観光費 | 約40万円 |
保険・医療費 | 約5万円 |
その他(ビザ・SIM・雑費など) | 約35万円 |
合計 | 約330万円 |
※実際の金額や内訳は旅中に記録していたアプリ「Notion」をもとに記載。
出発前の予算は250万円だったのですが、円安の影響と「せっかくここまで来たらここも行きたい…」という欲求に勝てず、予算オーバーとなりました。
航空券は「周遊チケット」or「都度手配」?

自分はすべて個別手配した。
理由は、旅の途中で行き先を変えたかったから。
たとえば「ロンドン行き片道2万円」のセール情報をキャッチして、予定してなかったイギリスへ飛んだりもした(結果オーライだったけど、そのあと物価の高さにびびった…)。
LCC(格安航空会社)をうまく使えば、航空券代はかなり抑えられる。
SkyscannerやGoogle Flightsを常にチェックして、最安値を狙うのがコツ!
また早朝や深夜遅くの便にすると、さらに安くなるし、そこに空港泊も組み合わせれば、宿代も浮くのでおすすめ!
宿泊費を抑えるコツは「ホステル+◯◯」

節約派におすすめなのが、ホステル+カウチサーフィンの併用。
カウチサーフィンは無料で泊まれるけど、文化交流がメインなので多少の社交性は必要。
それが苦手な時は、Booking.comやHostelworldで評価の高いホステルを選べばOK。
自分の場合、1泊平均2,000円くらいに抑えられた。
とくに東南アジアや南米はコスパ最強。
東南アジアや南米では1泊1000円〜2000円
ヨーロッパやアフリカでは1泊2500円〜4000円 くらいに抑えられればGood!
食費は「自炊 or ローカル飯」でかなり変わる

外食ばかりだとすぐにお金が飛ぶ。
自分はよくローカルマーケットで野菜を買って自炊してた。
ヨーロッパではスーパーのパン+チーズ、アジアでは屋台飯が定番だった。
たとえばタイのバンコクでは、カオマンガイが1食150円とかで食べられる。美味くて安い、最高。
せっかくその国に来たので、伝統料理は食べたい…
でもお金も節約したい…という方には
1食だけ外食して、後はスーパーでパンやパスタを買って自炊する、のがいいと思います。
アクティビティは「やる or 見送る」の選択が重要

世界遺産や自然アクティビティは魅力的だけど、積み重なると出費はデカい。
ガラパゴス諸島やマチュピチュ、サファリツアーなどは1回で数万円かかることも。
自分は、トルコのカッパドキアの気球ツアーは、過去に悪天候で乗れなかったので、今回の旅では絶対に乗りたかった。
前日の悪天候やシーズンの影響もあり、5万円近くかかったが、全く後悔していない。
その判断は間違いではなかったと思えるくらいキレイ笑
「これだけは絶対やる!」と決めて、そうでないアクティビティは見送る決断も重要!
よくある質問(FAQ)
Q:クレジットカードは何枚持って行った?
→自分は3枚(海外保険付帯・予備・現地決済用)。予備は必須!
Q:旅先での両替は?
→基本はATMから現地通貨を引き出し。空港はレート悪いので避ける。
Q:SIMはどうした?
→eSIM対応スマホならAiraloなどが便利。ヨーロッパあたりから、SIMも買わず、空港や宿のWi-FiとGoogle Mapのオフラインダウンロードで生きて、通信費を浮かせました。
Q:現地での移動は?
→基本は徒歩。遠ければ公共交通機関。タクシーはそのどちらも難しい時に使う!
まとめ:世界一周費用は「工夫次第」で変わる
世界一周は、無理なく実現できる。旅のスタイル次第で、費用は100万〜400万円と幅広いけど、大切なのは自分に合った旅の形を見つけること。
最後にひとつ。お金よりも大事なのは、その旅で何を感じて、何を得るかだと思う。