ヨーロッパ旅行といえば、フランスやイタリアが定番。でも、人混みを避けながら異国情緒を満喫したいなら、ブルガリアはめちゃくちゃおすすめ。
物価が安くてご飯も美味しいし、歴史的な街並みと自然の絶景が共存する国。
この記事では、ブルガリアの観光スポットや実際に行ってよかった場所を紹介する。これを読めば、ブルガリア旅行の計画がぐっと具体的になるはず!
CHECK
・ブルガリア観光おすすめスポット
・ブルガリアの物価情報
・ブルガリア観光の注意点
を紹介します!
今回この記事を書いている私は、
こちらも合わせてどうぞ。

ブルガリア観光おすすめスポット
首都ソフィア:歴史とモダンが交差する街

ブルガリアの玄関口・ソフィアは、古代ローマ時代から続く歴史ある都市。
空港から市内までは地下鉄が通っていてアクセスも良好。
アレクサンダル・ネフスキー大聖堂

ブルガリアの首都ソフィアにそびえ立つ、圧倒的な存在感を放つアレクサンダー・ネフスキー大聖堂。
黄金のドームと緑の屋根が青空に映え、まるで絵画のような美しさ。
内部には豪華なシャンデリア、緻密なモザイク、壮大なフレスコ画が広がり、一歩足を踏み入れれば、その神秘的な雰囲気に引き込まれる。
この大聖堂は、オスマン帝国からの独立戦争で亡くなった兵士たちを称えるために建てられた歴史的な建造物。
ブルガリアの文化と宗教の深みを感じられる貴重なスポット。
📍 基本情報
- 営業時間:午前~夕方(時期によって変動)
- 入場料:基本無料(一部エリアは寄付制)
- アクセス:地下鉄「Sofia University」駅から徒歩圏内
ヴィトシャ大通り

ソフィアでショッピングやカフェ巡りを楽しむなら、ヴィトシャ大通りは外せない。
洗練されたブティックやブランドショップ、地元の人気カフェやレストランがずらりと並び、散策するだけでもワクワクする雰囲気。
ブルガリアならではの雑貨やお土産も見つかるから、ショッピング好きにはたまらないスポット。
通りの先には、美しいヴィトシャ山がそびえ、開放感あふれる景色が広がる。
特に夕暮れ時は、ライトアップされた街並みがロマンチックな雰囲気を演出。
観光の合間に、テラス席でのんびりコーヒーを楽しむのもおすすめ。
📍 基本情報
- アクセス:地下鉄「Serdika」駅または「NDK」駅からすぐ
- 見どころ:ショッピング、カフェ、レストラン、ストリートアート
- おすすめの時間帯:昼のショッピングタイム&夜のライトアップ散策
ソフィアの都会的な魅力を感じるなら、まずはヴィトシャ大通りを歩いてみよう!
世界遺産・リラ修道院

ブルガリアで最も美しい修道院、リラ修道院。
山奥にひっそりと佇むこの場所は、カラフルなフレスコ画と重厚な石造りの建物が織りなす神秘的な空間。
まるで別世界に迷い込んだような雰囲気で、歴史と宗教の深みを肌で感じられる。
内部の壁一面に描かれたフレスコ画は圧巻で、特に「最後の審判」の壁画は見逃せないポイント。
周囲を囲むリラ山脈の絶景も相まって、訪れる人を圧倒する美しさ。
📍 基本情報
- アクセス:ソフィアから車で約2時間(バスやツアーもあり)
- 入場料:無料(一部エリアは有料)
- 見どころ:カラフルなフレスコ画、中庭、リラの塔、周囲の大自然
都会の喧騒を離れ、ブルガリアの魂に触れる旅へ。リラ修道院で、静寂と感動に包まれる特別な時間を過ごそう!
プロヴディフ:ヨーロッパ最古の都市のひとつ
旧市街のカラフルな建物

ブルガリア第2の都市、プロヴディフ。
6000年以上の歴史を誇るヨーロッパ最古級の街でありながら、アートやカフェが溢れる洗練された雰囲気も魅力的。
石畳の旧市街を歩けば、ローマ時代の円形劇場やオスマン時代の家々が並び、まるでタイムスリップした気分に。
注目エリアは、アートギャラリーや個性的なショップが集まるカパナ地区。カラフルな建物が並び、おしゃれなカフェや雑貨店も多く、フォトジェニックなスポットが満載。丘の上から眺める夕日も絶景で、ロマンチックな雰囲気が漂う。
📍 基本情報
- アクセス:ソフィアからバスや電車で約2時間
- 見どころ:ローマ円形劇場、カパナ地区、旧市街、ネベット・テペ(丘の上の遺跡)
- おすすめの時間帯:昼の観光&夕方のサンセットタイム
歴史とモダンが絶妙に融合したプロヴディフ。ゆっくり散策しながら、古き良きブルガリアの魅力を感じてみよう!
ローマ劇場

プロヴディフの旧市街に佇むローマ劇場は、2世紀のローマ時代に建設された壮大な円形劇場。
長い間埋もれていたが、20世紀に偶然発見され、現在は修復されてコンサートや演劇の舞台としても使われている。
白い大理石の階段席が見事に残り、背景にはプロヴディフの街並みが広がる絶景。
昼間の観光はもちろん、夜にライトアップされた劇場も幻想的な雰囲気。
ここで実際に音楽イベントが開催されることもあり、2000年前の観客と同じ景色を見ながらショーを楽しむのは貴重な体験。
📍 基本情報
- アクセス:プロヴディフ旧市街の中心部
- 入場料:有料(シーズンやイベントにより異なる)
- 見どころ:劇場跡、石造りの客席、背景に広がる街の眺め
- おすすめの時間帯:昼の観光&夜のライトアップ
ブルガリアが誇るローマ遺跡の代表格、プロヴディフのローマ劇場。歴史の息吹を感じながら、時を超えた旅に出かけよう!
ブルガスとネセバル:黒海沿岸のビーチリゾート
ネセバル旧市街

黒海沿岸に佇むネセバル旧市街は、まるで絵本の中に入り込んだような美しい町。
ユネスコ世界遺産にも登録されており、石畳の小道、オスマン時代の木造家屋、中世の教会が点在し、歩くだけで歴史の深みを感じられる。
町は小さな半島の上にあり、海に囲まれたロケーションも魅力。
ビザンチン様式の教会や赤レンガの遺跡が並ぶ光景は、まさに“生きる博物館”。
夕暮れ時には、黒海に沈む夕日が幻想的な雰囲気を演出する。カフェやレストランも多く、地元の新鮮なシーフードを楽しめるのも嬉しいポイント。
📍 基本情報
- アクセス:ブルガスからバスで約1時間
- 見どころ:中世の教会群、石畳の街並み、黒海の絶景
- おすすめの時間帯:昼の散策&夕暮れのサンセットビュー
ブルガリアの歴史とロマンを感じるなら、ネセバル旧市街は外せない。黒海の風を感じながら、のんびりとした時間を過ごそう!
ブルガスのビーチ

ブルガリアの黒海沿岸に位置するブルガスは、美しいビーチと豊かな自然が魅力の港町。
ソフィアやプロヴディフと比べると落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間が流れる。
海沿いのシーガーデン(Морска градина)は絶好の散歩スポット。
広大な公園内には、カフェやアートギャラリーが点在し、黒海を眺めながらのんびりできる。
夏には海水浴やマリンスポーツが楽しめるビーチも人気。
さらに、街の近くには、野鳥が生息するポマリエ湖やアタナソフスコ湖などの自然スポットもあり、エコツーリズム好きにもおすすめ。
📍 基本情報
- アクセス:ソフィアから飛行機で約1時間、バスで約5時間
- 見どころ:シーガーデン、ブルガスビーチ、ポマリエ湖、地元市場
- おすすめの時間帯:昼の散策&夏の海水浴シーズン
黒海の風を感じながら、のんびり過ごしたいならブルガスへ。都会の喧騒を離れて、自然と海を満喫しよう!
ブルガリアの物価情報
ブルガリアはヨーロッパの中でも物価が安い国のひとつで、旅行者にとってはコスパ抜群。
西欧の国々に比べると、食事や宿泊、交通費などが格段にリーズナブルで、快適な旅ができる。
主な生活・旅行費用(目安)
- 食事
- ローカルレストラン:5〜10BGN(約400〜800円)
- カフェのコーヒー:2〜4BGN(約160〜320円)
- ビール(レストラン):3〜6BGN(約240〜480円)
- マクドナルドのセット:8〜12BGN(約640〜960円)
- 宿泊
- ホステル:20〜50BGN(約1,600〜4,000円)
- 3つ星ホテル:50〜100BGN(約4,000〜8,000円)
- 高級ホテル:150BGN〜(約12,000円〜)
- 交通
- 地下鉄・バス:1.6BGN(約130円)
- タクシー(1kmあたり):1BGN前後(約80円)
- ソフィア〜プロヴディフ(バス):15〜20BGN(約1,200〜1,600円)
- 観光
- 博物館・教会入場料:5〜20BGN(約400〜1,600円)
- ツアー(1日):50〜150BGN(約4,000〜12,000円)
ブルガリア観光の注意点
ブルガリアは比較的安全な国だが、観光する際に気をつけるべきポイントがいくつかある。事前に知っておくと、よりスムーズで楽しい旅になるはず。
🔹 治安とスリ対策
- 観光地や交通機関でのスリに注意
- ソフィアの中央市場やヴィトシャ大通り、バスターミナルではスリが発生しやすい。
- 貴重品は分散して持ち、バックパックやポケットに注意。
- 夜の一人歩きは注意
- ソフィアやプロヴディフの中心部は比較的安全だが、夜遅くの郊外や人通りの少ない場所は避けるのが無難。
- タクシーのぼったくり
- 公式タクシーを利用(オレンジの「OK Taxi」など)。
- 乗る前にメーターが動いているか確認し、可能ならアプリ(TaxiMeなど)で呼ぶ。
- 公共交通機関の乗り方
- 地下鉄・バスは安く便利だが、乗車時にチケットを改札で通さないと罰金の可能性あり。
- バスは小銭を用意しておくとスムーズ。
🔹 文化・マナーの違い
- 首を横に振る=「Yes」、縦に振る=「No」
- ブルガリア独特のジェスチャーなので、間違えないように注意。
- チップ文化あり
- レストランやタクシーでは10%程度のチップを置くのが一般的。
🔹 観光スポットでの注意
- 教会や修道院では服装に注意
- 短パンやタンクトップは禁止されていることが多い。ショールや長袖を持参すると便利。
- 遺跡や歴史的建造物は立ち入り禁止エリアあり
- ローマ劇場やリラ修道院などでは指定エリア外に入らないように。
🔹 その他のポイント
- ATM利用時は手数料に注意
- 現地ATMの手数料が高いことがあるので、大手銀行のATMを使うのがおすすめ。
- 水道水は地域によって異なる
- 基本的に飲めるが、ミネラルウォーターを購入するのが無難。
まとめ
ブルガリアはヨーロッパの穴場で、歴史・自然・ビーチリゾートが全部楽しめる国。しかも物価が安く、コスパのいい旅行先としても最適。
・歴史好きならソフィアやリラ修道院 ・街歩きが好きならプロヴディフ ・リゾート気分を味わいたいならブルガスやネセバル
ヨーロッパの中でも観光客が比較的少なく、のんびり楽しめるのがブルガリアの魅力。次の旅行先にぜひ検討してみてほしい。