クアラルンプール、通称KL。
東南アジアの中でも特に多文化が融合した魅力的な都市だ。
世界一周で40カ国以上回った私が「また行きたい」と思った数少ない都市の一つ。
クアラルンプールの良さ
・近代的な高層ビルと歴史ある寺院が共存
・マレー系、中華系、インド系の文化が絶妙にミックスされた独特の雰囲気
・物価が安い
今回は2泊3日というコンパクトな日程で、KLの魅力をギュッと凝縮したモデルコースを紹介する。
実際に私が泊まったホテルや食べた料理も含めて、リアルな旅のノウハウをシェアしていく。
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クアラルンプール2泊3日モデルコース

1日目:到着〜市内観光
午前:クアラルンプール国際空港(KLIA)到着
空港からは鉄道のKLIAエクスプレスがおすすめ。
約30分でKLセントラル駅に到着する。料金は片道55リンギット(約1,650円)。
タクシーより断然早いし、渋滞の心配もない。
昼:ホテルチェックイン&ランチ
KL市内にはたくさんの宿泊場所がありますが、私は旅人なので安めのビジネスホテルに宿泊した。
荷物を置いたら、さっそくローカルフードを堪能。出店は至る所にあるのでご飯には困らない!
午後〜夜:ペトロナスツインタワー観光
KLといえば、やっぱりこれ。高さ452mの双子タワーは、今でもKLのシンボル的存在だ。

タワーの展望台(スカイブリッジ&展望デッキ)は事前予約必須。
当日券もあるけど、ほぼ売り切れと思った方がいい。公式サイトで予約すると大人85リンギット(約2,550円)。
ともき個人的には、展望台に登るより下から眺める方が好き。
夕方から夜にかけて訪れて、噴水ショーを見ながらライトアップされたツインタワーを眺める時間が最高。
インスタ映えも間違いない。


併設のショッピングモール「Suria KLCC」でお土産探しもできる。
クーラーが効いてて涼めるのもありがたい(KLの暑さは侮れない)。
夕食はモール内のフードコートでサクッと済ませるのもあり。もちろん、高級レストランもたくさんある。
2日目:バトゥ洞窟&市内散策


午前:バトゥ洞窟で神秘体験
2日目のメインイベント、バトゥ洞窟。
KL郊外にあるヒンドゥー教の聖地だ。
巨大な黄金のムルガン像(高さ42.7m)と、カラフルな272段の階段が目印。



階段が結構キツイです笑
272段を登るのと、ひとつひとつが急。
でも頑張って登れば洞窟の中には寺院があり、天井から差し込む光が神秘的で、ここまで来た甲斐があったと思える瞬間です!


注意点:
・野生の猿がたくさんいる(食べ物は絶対に見せない方がいい。奪われる)
・露出の多い服装はNG。入口でスカーフやサロンを借りられる
・朝早い時間(8〜9時)に行くと人が少なくて快適
入場料は無料。ただし、洞窟内の寺院に入る際は寄付を求められることもある。
昼:市内でランチ&ショッピング
バトゥ洞窟から戻ったら、ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)エリアへ。
KLの繁華街で、ショッピングモールや屋台が集まる。
ここで絶対食べてほしいのがミーゴレン。
マレーシア料理の定番:ミーゴレン


ミーゴレンは、マレー語で「炒めた麺」という意味。
日本でいう焼きそばに近いけど、スパイスとケチャップマニス(甘い醤油)の風味が効いていて、全然違う食べ物だ。
屋台やフードコートなら1皿5〜8リンギット(約150〜240円)。
レストランでも15リンギット(約450円)程度。この値段でお腹いっぱいになれるんだから、マレーシア最高ですよ!
卵、エビ、鶏肉が入っているのが一般的。
辛さは店によって違うけど、基本的にはマイルド。辛いのが苦手な人でも大丈夫。
私のおすすめは、ライムを絞ってかけること。爽やかな酸味が加わって、さらに美味しくなる。
インスタントもあります🔻
午後〜夜:自由時間
チャイナタウン(Petaling Street)で漢方やお土産探し、リトルインディア(Brickfields)でインドカレー、アラブストリート(Masjid India)でイスラム文化に触れる…選択肢は無限大。
疲れたらホテルに戻って休憩してもいいし、スパでマッサージを受けるのもおすすめ。
1時間のフットマッサージが1,500円程度で受けられる。日本では考えられない値段だ。
3日目: 最後のショッピングと帰国準備
午前中に最後のショッピングやカフェタイムを満喫して、昼過ぎには空港へ。
KLIAエクスプレスなら余裕を持って移動できる。
クアラルンプール旅行のポイント


気候と服装
KLは年間を通して暑い(平均気温27〜33℃)。
雨季(5〜9月、11〜3月)もあるけど、スコールが1日数回降る程度。折り畳み傘は必須。
服装は基本的に夏服でOK。
ただし、室内のクーラーが強烈なので薄手の羽織りものがあると安心。宗教施設を訪れる際は肌の露出を控えめに。
通貨とお金
マレーシアの通貨はリンギット(RM)。1リンギット=約30円(2025年10月現在)。
クレジットカードは大抵の場所で使えるけど、屋台や小さな店では現金のみ。
空港やATMでキャッシングするのが便利。両替所もあちこちにあるけど、レートはピンキリなので要注意。
言語とコミュニケーション
公用語はマレー語だけど、英語がかなり通じる。
特に観光地やホテルなら問題ない。簡単なマレー語を覚えておくと、ローカルの人に喜ばれる。
- Terima kasih(テリマ カシ):ありがとう
- Berapa(ブラパ):いくら?
- Sedap(スダップ):美味しい
移動手段
KLの公共交通機関は充実している。LRT、MRT、モノレール、KTMコミューターを使えば、主要観光地はほぼカバーできる。
Grabアプリ(東南アジア版Uber)も超便利。
英語が苦手でもアプリで行き先を指定できるし、料金も事前に分かる。タクシーより安全で安い。
治安と安全
KLは比較的安全な都市だけど、スリや置き引きには注意。
特に混雑した場所ではバッグを前に抱える、貴重品は肌身離さず持つなど基本的な対策を。
夜間の一人歩きは、明るい繁華街なら問題ないけど、人気のない路地は避けた方が無難。
SIMカードとWi-Fi
空港でSIMカードを購入するなら、5日間20GBで30リンギット(約900円)程度と激安。
主要な通信キャリアはMaxis、Celcom、Digi。
またeSIMも1GBで5ドルくらいで使用できるので、手軽にネット環境欲しい&手続きを楽にしたい方はおすすめ。
ホテルやカフェ、ショッピングモールにはほぼ無料Wi-Fiがある。
まとめ:2泊3日でもKLは満喫できる
クアラルンプールは、短期間でもしっかり楽しめる都市だ。
近代的な観光スポット、歴史ある宗教施設、多様な食文化、そして何より親日的で優しい人々。この全てが、たった2泊3日に詰め込める。
世界一周して色んな都市を見てきたけど、KLほどコスパが良くて、初心者でも旅しやすい場所は少ない。英語が通じる安心感も大きい。
Selamat jalan(良い旅を)!












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