エジプト・カイロに来た。
ピラミッドを目の前にして、「本物だ」という感覚しかなかった。
写真や映像で何度も見てきたはずなのに、実際に立つとスケールが違いすぎて、しばらく言葉が出なかった。
世界一周旅行の途中でエジプトに立ち寄ったんだけど、カイロは間違いなく「来てよかった」と思える街だった。
今回はそのリアルな体験と旅行する時に必要な情報をまとめて書いていく。
・初めてのカイロ観光モデルコース
・治安、注意点
・やっておくべき準備
・物価と旅費まとめ
観光情報はもちろん、治安のこと、物価のこと、食べ物のこと——できるだけ正直に書くので、これからカイロに行く人の参考になれば嬉しい。
今回この記事を書いている私は、
こちらも合わせてどうぞ。

🗺️ 初めてのカイロ観光モデルコース
カイロは見どころが多すぎて、初めて来ると何から行けばいいか迷う。
自分が実際に回ったルートをベースに、「3泊4日で効率よく動くプラン」を紹介する。
【1日目】ギザのピラミッド&スフィンクス

初日はとにかくピラミッド一択。
ギザの三大ピラミッドは、クフ王・カフラー王・メンカウラー王のもの。
クフ王のピラミッドは内部にも入れる(別料金)んだけど、正直かなり狭くて暑くて湿気がすごい。

閉所恐怖症の人は避けた方がいいです。
自分は入ったけど、感動よりも「早く出たい」気持ちが勝った笑。
スフィンクスは想像より小さいという人が多いけど、近くで見るとやっぱり迫力がある。
修復された部分が多いのはわかってても、4500年前のものだと思うと不思議な気持ちになる。
午後はギザから少し足を延ばしてサッカラ(ジェゼル王)の階段ピラミッドへ

こちらはギザより古く、現存する最古のピラミッドで世界遺産にも登録されている。
観光客も少なめで、静かにじっくり見られた。

ギザからはUver使ってタクシーで移動するのが一般的みたいです!
ここにあります🔻
【2日目】エジプト考古学博物館&イスラム地区散策


2日目の午前中はタハリール広場そばにあるエジプト考古学博物館
(※現在は「グランド・エジプシャン・ミュージアム」への移転中のため要確認)
ツタンカーメンのマスクはここのハイライト。


本物を見た瞬間のあの金色の輝き、写真と全然違う。
他にも色々な展示物があり、歴史好きな人でもそうじゃない人でも楽しめるよ!


博物館は展示物が多すぎて1日いられるくらいなんだけど、混雑するのでできれば午前中に行って、午後はイスラム地区へ移動するのがいいペース配分。


香辛料・布・土産物・ジュエリーが所狭しと並んでいて、完全に異世界。



ここは値段交渉が当たり前の文化なので、最初に提示された値段の半分〜3分の1を目安に交渉してみて!
すぐ近くにあるアズハル・モスクも見る価値あり。


ノンムスリムでも入れる(無料、ただし靴を脱いで肌を隠す服装が必要)
中に入ると別世界のような静けさがあって、外の喧騒とのギャップがすごい。
【3日目】コプト地区&ナイル川ディナークルーズ


カイロはイスラム教の街というイメージが強いけど、古くからキリスト教の地区も存在する。
コプト地区には5世紀に建てられた聖セルギウス教会があり、「聖家族がエジプト逃避の際に立ち寄った」という伝説がある場所。
歴史の重みが違う。



この辺一帯はまとめて楽しめます!
夜はナイル川のディナークルーズへ。


観光客向けではあるんだけど、夜のカイロの夜景がきれいで思い出になった。
料金は1人あたり500〜1,000エジプトポンド(約2,000〜4,000円)が相場。
申し込みは旅行アプリ「Get Your Guide」からやる方がトラブルも少なく安心!
昼のナイル川も楽しめるかなと思ってきてみたけど、ただの川。


外はあっついので橋を渡るくらいでいいと思います。


【4日目】コシャリを食べに行く&出発前の自由時間


米・パスタ・レンズ豆・ひよこ豆・フライドオニオンを重ね、上からトマトソースと辛めのソースをかけて食べる一皿。
炭水化物たっぷりなのに、不思議とクセになる味わいで、安くてお腹いっぱいになれるのも魅力。



アフリカで1番美味しかったこれで330円!
旅先でぜひ一度は食べたいローカルグルメ!
地元の人に聞いたら「Koshary Abou Tarek」というレストランが1番いいらしく
行ってみたら絶品でした!
5階建の棟で全てのフロアでコシャリが提供されてる。
訪れてみると分かりますが、長蛇の列で大人気繁盛店。
回転も早いので10分くらい待てば食べれる。
場所はここです🔻
💡 移動のコツ
カイロ市内の移動はUberが最強。
アプリを入れておけば料金が事前にわかって、交渉不要で乗れる。
流しのタクシーは観光客とわかると吹っかけてくることが多いので、英語に自信がない人は特にUberを使うべき。
⚠️ 治安・注意点(正直レビュー)


カイロの治安について、正直に書く。
「危険じゃない」とも言えないし、「めちゃくちゃ危険」でもない——そのどちらでもない、という感じ。
実際のところ、カイロの治安は?
強盗や暴力に遭った、という話は自分の周りではほとんど聞かなかった。
ただし、詐欺・ぼったくり・しつこい客引きは確実に多い。



これはカイロに来たほぼすべての旅行者が経験することですね
よくあるのが「無料でピラミッド案内する」「ラクダに触れるよ」といった口実で連れて行かれて、高額商品を買わされたり高額チップを不当に要求されるパターン。
最初から無視するか、「No, thank you」を繰り返すのが正解。
カイロ市内を歩いていても私たちアジア人は目立つのですぐ声かけられる。
「俺のところ寄って行きなよ」系の人たちも要注意。
善意で寄るとしつこく付きまとわれます。
そしてこの手の人たちは日本語もカタコトで話せるので安心しがちですが、無視を決め込んでください。
女性ひとり旅の場合


女性ひとりだと視線を感じることが多いでしょう。
声をかけられることも男性よりも圧倒的に多い。
ただ、実害があるというより精神的にしんどい、というほうが正確らしい。
だから知り合いの旅人の服装は肌の露出を抑えたもの。その方がストレスが減るんだって。
スカーフで頭を覆う必要はないけど、ノースリーブやショートパンツは避けたほうが無難。
女性専用車両も地下鉄にあるので、積極的に使うといい。



ホテルは評判の良いところを選んで、夜遅い一人歩きは避けるのが基本。
やっておくべき準備
1. まず最優先はパスポートとビザの確認


カイロ旅行前に最初に確認したいのが入国条件。



1番簡単なのは
アライバルビザ!
到着後、入国前にビザ代を支払い、シールを受け取ってパスポートに貼る流れ。


滞在は通常30日で、料金は25米ドルの案内があるため、現金の米ドルを用意しておくと安心。
最新条件は出発前に必ず確認したい。
2. 現金とカードは「両方」持つのが基本


エジプトの通貨はエジプトポンド(EGP)
観光地ではカードが使える場面もあるが、ローカルな店、チップ、ちょっとした買い物、交通費では現金がある方が圧倒的に動きやすい。
公式観光ガイドでも通貨はエジプトポンドと案内されているので、カイロでは最初から「キャッシュも必要な国」と考えておくのがいい。
特にカイロでは、空港到着直後からSIM購入、飲み物、軽食、チップ、送迎トラブル回避で少額現金があると安心。



ちなみにピラミッドの敷地内に入る時の入場料はカードが使えました!


クレジットカード1枚だけに頼るより、国際ブランドの違うカードを複数枚持っていく方が安全。
加えて、海外利用でカードが止まるケースを避けるため、出発前に利用通知設定やアプリ確認も済ませておきたい。
これは旅の快適さに直結する準備。
3. 通信手段は日本で決めておく


カイロで地味に大事なのがネット環境。
空港を出た瞬間から、配車、地図、翻訳、ホテル連絡でスマホ通信が必要になる。
現地SIMでもeSIMでもいいので、
「着いたら考える」ではなく出発前に方針を決めておくのが大事。
特に初めてのカイロ旅行なら、空港での交渉や設定に時間を使わないよう、日本で準備しておいた方がかなり楽。
スマホ関連では、オフラインGoogleマップ、ホテル住所の英語表記、空港から宿までのルート画像保存までしておくと安心。



特にオフラインGoogleマップは絶対にやってください!
通信が不安定でも最低限動ける状態を作っておくと、到着初日がかなりスムーズになる。
4. 空港からホテルまでの移動手段を先に決める


カイロ旅行で疲れやすいのが到着直後。
長時間フライトのあとに、慣れない空港で移動手段を探すのはしんどい。
だから、
空港送迎を予約するか、使う配車アプリを決めるか、ホテルに送迎を頼むかは事前に決めておきたい。
現地でいきなりタクシー交渉をすると、値段や行き先確認で消耗しやすい。
特に深夜着や早朝着ならなおさら。
旅の最初で体力を削られないためにも、初日だけでも移動を固定しておく準備はかなりおすすめ。
5. 治安情報は「ざっくり」ではなく最新を確認


エジプト旅行では、治安をふわっと調べるのではなく、外務省の最新情報を出発前に必ず見るのが大事。
日本の外務省・海外安全ホームページでは、エジプト国内でも地域によって危険レベルが異なり、大カイロ都市圏を含む一部地域はレベル1「十分注意」、一方で北シナイ県やリビア国境地帯などはレベル3としている。
つまり、
カイロ観光自体は現実的でも、国全体を同じ感覚で見ない方がいい。
カイロでの実践的な準備としては、
・夜遅い単独行動を減らす
・人通りの少ない道を避ける
・貴重品を分散する
・スマホを見ながら歩かない
旅慣れていても、初日は特に慎重なくらいでちょうどいい。
6. 海外旅行保険は入っておいた方がいい


海外では、体調不良、盗難、フライト遅延、荷物トラブルが一気に来ることもある。
英国政府の旅行案内やTravelHealthProも、適切な旅行保険に加入することを勧めている。
カイロ旅行は街歩きも多く、移動量も多くなりやすいので、医療費だけでなく、携行品やフライト遅延まで補償範囲を確認しておくと安心感がかなり違う。
クレジットカード付帯保険で済ませる人も多いけど、利用条件や補償額は事前確認が必要。
「持ってるから大丈夫」で出発すると、意外と対象外だった、というのはあるある。
7. 写真撮影と現地マナーも軽く頭に入れておく


カイロは撮りたくなる景色が多いけど、
・人を無断で撮らない
・ラクダや馬も勝手に撮らない
(触らない)
・宗教施設では服装と振る舞いに気をつける
・トラブルになりそうな場所でスマホを出しっぱなしにしない
など、基本マナーは意識しておきたい。これは安全面にもつながる。
加えて、エジプトは歴史も宗教色も濃い国なので、日本の感覚そのままで動くより、
こうすることで現地で余計なストレスが減る。
カイロ旅行前の準備チェックリスト


最後に、出発前チェック用にざっくりまとめるとこんな感じ。
・パスポート残存期間を確認&ビザ用に米ドル用意
・現金とクレジットカードを分けて持つ
・eSIMまたは現地SIMの方針を決める
・空港からホテルまでの移動手段を決める
・空港からホテルまでのGoogleMapをオフラインダウンロードしておく
・露出を抑えやすい服、日差し対策グッズを入れる
・海外旅行保険に入っておく
・外務省の最新安全情報を出発前に確認する


💰 物価・旅費まとめ


ただ、観光地周辺や観光客向けの店では「外国人価格」が存在することも多いので注意が必要。
両替について
2026年時点では1エジプトポンド=約3円程度。
つまり100エジプトポンドで300円くらいの感覚。
もし両替をするのであれば、空港よりも市内の両替所のほうがレートがいい。



どこへ行くにも空港で両替することはほぼないです
ただし、怪しい路上両替商は絶対NG。
銀行系の両替所か、ホテルのフロントで両替するのが安全。
宿泊費の目安
バックパッカー向けのドミトリーなら1泊500〜1,000円台から見つかる。
中級ホテル(個室・エアコン・朝食付き)で1泊3,000〜8,000円くらい。ナイル川ビューの高級ホテルになると1泊2〜5万円レンジ。
自分はBooking.comで予約したドミトリーに泊まって、1泊1,500円前後だった。立地がよくて概ね満足。
ここです🔻
食費の目安


ローカル食堂で食べると、1食100〜200エジプトポンド(500〜1,000円)もあればお腹いっぱいになれる。
観光客向けのレストランでは1食500〜1,500エジプトポンド(2,000〜7,000円)くらいになることも。
コシャリ(エジプト料理)は50〜100エジプトポンドで食べられる。ジュースやお茶も非常に安い。
カイロに来たら絶対食べて!
観光スポットの入場料
| スポット | 料金(外国人) | 日本円換算(目安) |
|---|---|---|
| ギザのピラミッド(入場) | 700 EGP | 約2,100円 |
| クフ王ピラミッド内部 | 1500 EGP | 約4,500円 |
| スフィンクス(ピラミッドと共通) | 含む | — |
| エジプト考古学博物館 | 200〜450 EGP | 約900〜2,000円 |
| サッカラ(階段ピラミッド) | 180〜300 EGP | 約800〜1,300円 |
| コプト地区 | 無料〜100 EGP | — |
※料金は変動するので、最新情報は現地で確認を。
💡 節約のコツ
円安が進行中のこのご時世、少しでも節約できるところは節約していきましょう!
・市場での買い物は必ず値段交渉する(最初の提示価格の半額以下を目指す)
・Uberでコストを把握してから乗る
・地元の食堂やストリートフードをメインにする(腹痛くなるかも)
・ツアーは現地で直接申し込むと安い(ホテル経由だと割高なことが多い)


まとめ:カイロは「覚悟して行くと最高な街」


カイロは、正直「快適な旅先」ではない。
物乞いに遭う、客引きにしつこく声をかけられる、道路は混沌としている——そういうストレスは確かにある。
でも、ピラミッドの前に立ったあの感覚、ハン・ハリーリで迷子になりながら路地を歩いたあの時間、地元のカフェで飲んだ甘すぎる紅茶、コシャリの意外な美味しさ——
そういう記憶は、どこかきれいに整った観光地には絶対ない種類のもの。
「旅慣れた人ほど刺さる街」という感じがした。
はじめての海外旅行には少し難易度が高いけど、いくつかの旅を経験した後で行くと、きっとカイロの面白さが深くわかると思う。
気になること、もっと詳しく聞きたいことがあればコメントで教えて。










