星空観察において世界的に有名なアタカマ砂漠は
標高約2400mの高地で乾燥・晴れやすい・標高高いという条件が揃っているため
空気の透明度と大気の安定性が高く、星が鮮明に見える。
世界一周中にこの地に訪れたので
ただの星空観察までの手順だけではなく
宿やその他のアクティビティについても紹介する!
この記事では主に、
CHECK
・アタカマまでの行き方と宿
・アタカマ砂漠を自転車で巡る方法(サンセットも)
・世界一キレイな星空を見るまでの流れ
・サンドボード体験記
今回この記事を書いている私は、
こちらも合わせてどうぞ。

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カラマからアタカマへの最短手順

アタカマ砂漠へ行くにはまず「カラマ」という都市からスタート。
そしてカラマのバスターミナルのBuses Frontera del Norteへ。
早朝のカラマ市内はとにかくゴミ臭い…。一刻も早くこの場所から出たいと思いつつ窓口でチケット購入。
英語はあんま通じないので目的地の「アタカマ」って名前だけ伝えれば対応してくれる!
所要時間は1時間程度で料金は1000円くらい。
車内冷房強め。紙チケットが出るので無くさないように。到着場所は中心から徒歩圏。
移動中のバスからの景色は砂漠に近づいてるなぁと思わされる。

おすすめ宿:Hostel Campo Base

- 料金目安:約3000円/泊(当時)
- 推しポイント:朝食の満足度。パンケーキ、卵、フルーツ、デザートまで並ぶ日もあって朝から幸せ
- 立地:中心の動線に乗りやすい。ツアーのピックアップにも便利

バスターミナルからも近く、中心地まで徒歩5分で行ける。
バスやトイレ、部屋も綺麗!
ここで日本人旅人5人と会えたくらい日本人からの評価も高い宿!
1日目:月の谷の反対側でサンセットを浴びる

砂漠のサンセットを見たいけど料金は安く抑えたいという方!
このアタカマ砂漠で有名なのが「月の谷」と呼ばれる場所で
通常ツアーで向かうか自分でレンタル自転車で向かうかの2択だけど
個人で行く場合には入場時間が限られていたりする。
そこでおすすめなのが
Mirador Likan- Antay という場所。
行くのは無料で、中心地からも自転車で30分くらいで遠すぎない。
上の写真のようなサンセットを取ることfができる。
場所はここ🔻
自転車で行くのがおすすめ
- レンタル:カラコレス通りで借りられる。私はCiclo Aventura Atacamaという店で借りて1日2000円
- 所要:中心地から約30分で眺望ポイント
- 道:土と砂利、最後は坂が少しある。日中は乾きやすいので水は多めに!
中心地から少し離れると、あたり一面何もない景色が広がる。
これがまたいい!「何もない」がある感じ。

もちろん「月の谷」と呼ばれる場所も素敵なので
ツアー予約して訪れてみてください!
2日目:世界一綺麗な星空を“確実に”捉える手順

ツアー選び
- 拠点:カラコレス通りに星空観察ツアー会社がずらっと
- 相場:約6000円(当時)。望遠鏡、ガイドの解説、ホットドリンク、送迎、写真データ付きなど構成は会社次第
- 選び方:
- 町明かりから十分離れたところにちゃんと行くか
- 撮影サポートの有無(三脚貸出など)
- ガイドの言語(英/西)※スペイン語のみは詰みます。
- 新月期の混雑は早めに予約
中心街であるカラコレス通りには20近いツアー会社があり、それぞれ星空観察ツアーをしていますが、値段も行く場所もまちまち。
全てを試した訳ではないですが、
Agencia STARS TRAVEL という旅行会社はスタッフが皆さん女性で優しく、
丁寧に説明してくれた。カラコレス通りの入り口にあるから見つけやすい!
服装・機材
- 夜は冷える:ダウン or フリース+ウィンドシェル。首・手先も守る
- 撮影:スマホならナイトモード+固定。カメラは広角・開放F値が有利。三脚は現地貸出 or 軽量を持参
- バッテリー:寒さで落ちやすい。予備必須
もし、もっとすごい
壮大な星空を撮ってみたい方はこちらがおすすめ🔻
360°カメラなので地面も込みの壮大な写真が撮れる!

この記事にはあげられないけど、
360°で撮影した写真を繋げた動画も撮影できるのでとてもおすすめ!
星空撮影も携帯とは比べ物にならないくらいキレイに撮れますよ!
3日目:砂漠でサンドボード

サンドボードまでの流れ
- 申し込み:カラコレス通りの旅行会社から
- 料金:約8000円(ボードレンタル込み)
- フィールド:デスバレー(マルスバレー周辺)が定番
- 正直なところ:降りるのは一瞬、登り返しが地獄。日差しガンガン、紫外線も容赦なし
サンドボードができる「デスバレー」というところが実は「スターウォーズ」の舞台にもなった場所。
そんなところで滑り降りるのは最高に楽しい!
ベストシーズン・天候・高所対策
- 季節:通年OK。まずは新月期を最優先
- 標高:町で約2400m。高地弱い人は到着日の無理は禁物
- 乾燥:唇と鼻が一瞬でやられる。リップと保湿はポケット常駐
- 寒暖差:昼は強い日差し、夜は冷える。レイヤーで調整
- 水分:自転車や砂丘系は1.5〜2L持ちが安心
持ち物チェックリスト(星空&砂漠仕様)
- 防寒レイヤー(フリース+軽ダウン+薄手シェル)
- 日焼け対策(UVカットキャップ、サングラス、PA++++)
- リップ・保湿クリーム
- 水1.5〜2L、電解質タブレット
- 頭ランプ or 小型ライト(帰路の自転車や撮影時)
- モバイルバッテリー(寒さ対策で内ポケットに)
- 三脚(スマホ固定アダプタあると便利)
- ネックゲイターや薄手手袋(夜)
メンズにもおすすめ最強日焼け止め🔻
2泊3日モデルプラン(実行例ベース)

1日目
午前:カラマ → アタカマへ移動(窓口でバス購入)
午後:自転車レンタル → 月の谷サンセット
夜:早寝(標高順応+ツアーに備える)
2日目
日中:町散歩・仮眠・機材準備
夜:星空観察ツアー(移動→解説→撮影→焚き火)
3日目
午後:サンドボード(水多め・日差し対策)
夜:ローカル飯で締め
費用感(当時の僕の例)
- 宿:Hostel Campo Base 約3000円/泊
- 自転車:1日2000円(LA RELIQUIA)
- 月の谷:入場料あり(時期で変動、現地確認)Mirador Likan- Antayなら無料
- 星空ツアー:約6000円
- サンドボード:約8000円
※料金は季節や為替で変動するので、現地で複数社比較を推奨
予約・現地のコツ
- 新月期は埋まりやすい:到着初日にカラコレス通りで3社くらい価格と内容を確認→即予約
- 写真は“固定”が命:スマホでも雲台や石で固定すれば写る。人と星を同時に撮るならライトで顔を一瞬だけ照らす“ワンフラッシュ”が効く
- 保険:サンドボードは転倒リスクあり。携行品補償まであると安心
- 移動動線:サンセット後の自転車は暗い。ライトと反射ベストで帰路を安全に