「年越しを海外で迎えるって、なんかカッコいいよね」
そんな淡い憧れを胸に、世界一周中だった自分はロンドンで人生初の海外年越しを迎えた。
結論から先に言っておく。
海外での年越しは、正直かなりしんどかった。
もしかしたらロンドンという場所が悪かっただけかもしれないけど、少なくとも自分はもう二度とやらないと心に誓った。
この記事では、なぜそう思うに至ったのか、実体験をもとに包み隠さず書いていく。
これから海外年越しを考えている人、特にロンドンでのカウントダウンを検討している人にはぜひ参考にしてほしい。
※最後の方にロンドン年越し公式サイトを載せておきます
この記事を書いている私は、
こちらも合わせてどうぞ。

なぜロンドンを選んだのか

実は私、世界一周をしていまして、計画の段階から

海外での年越しは一度やってみたい!
という気持ちがずっとあった。
日本のようにこたつでみかんを食べながら紅白を見る年越しも好きだけど、せっかく地球を回っているんだから、一味違う年越しを味わいたいと思った。
候補としてはヨーロッパの国をいくつか考えていた。
パリやローマなんかも頭にはあった。
でも最終的に選んだのはイギリスのロンドン。
理由は単純で、なんとなく「壮大そう」だったから。
ビッグベンやロンドンアイといった世界的に有名なランドマークの近くで、盛大な花火を見ながらカウントダウンできる。
そんなイメージが頭の中にあって、これは絶対に良い思い出になるだろうと確信していた。
だが違った。
海外年越しは正直しんどかった


さて、ここからが本題。
年越し当日、狙っていたのは
ビッグベンとロンドンアイが見えるあの有名ウェストミンスター橋の近くで、カウントダウン花火を見ること。
ここです🔻
テレビでよく見る、あの絵になる景色を自分の目で見たい。
そんな期待を胸に現地へ向かったのだが、待っていたのは想像とはかなり違う現実だった。
理由は大きく3つある。
理由1:見晴らしの良い場所は見事に全部有料席


ビッグベン周辺で少しでも見晴らしが良さそうなエリアは、驚くほどきれいに全部有料席として囲われていた。
しかも当日ふらっと行って入れるような雰囲気ではなく、事前にチケットを押さえていない人間お断りといった空気感すら漂っていた。



当初計画していたウェストミンスター橋も近づくことができませんでした…
さらに厄介なのが、その周辺には屈強な警備員がずらりと並んでいて、道という道を物理的に塞いでいること。
「ここから先はダメ」「そっちも入れない」
と、まるでライブ会場のバックステージにでも迷い込んだかのような扱いを受ける。
無料で見られる場所を探して右往左往しているうちに、貴重な時間だけがどんどん過ぎていった。
理由2:5時間前スタンバイの過酷さと尿意との戦い


有料席には入れないとわかった以上、無料で見られる場所を確保するしかない。
ということで、少しでも良いポジションを取るために、少し離れたランビス橋の上でなんと5時間も前からスタンバイすることにした。



まず単純に寒い
ロンドンの12月末は日本の真冬とは違う種類の寒さで、じっと立って待っているだけで芯から冷えてくる。
しかも世界的に有名なカウントダウンスポットだけあって、5時間前の時点ですでに橋の上は大混雑。
人と人との隙間を埋めるようにびっしり人が並んでいて、身動きが取れないレベルだった。
寒さをしのごうと温かいココアを買って飲んだのだが、これが完全に裏目に出た。



尿意との戦いがしんどい
体は少し温まったものの、当然ながら尿意という新たな敵が現れる。
しかもこの状況、
一度その橋を離れると二度と戻ってこられない
と警備員にきっぱり言われてしまう始末。
つまり「トイレに行く=場所を失う」という究極の二択を突きつけられるわけだ。
結局、尿意と寒さをひたすら我慢し続けるという、なんとも修行のような5時間を過ごすことになった。
今思えば、あれは年越しというより我慢大会だった。
理由3:花火は大したことなく、マナーの悪さも目立った


そして迎えたカウントダウンの瞬間。
正直に言うと、肝心の花火自体はそこまで衝撃的なものではなかった。
綺麗ではあるし、たくさん花火を打ち上げてはいるが感動みたいなのはない。



日本の花火のレベルを期待してはいけないですね…
さらに追い打ちをかけたのが、


前のほうにいた人たちが平気で肩車を始めるものだから、後ろにいる人たちの視界は完全に遮られてしまう。
せっかく良い場所を確保したはずなのに、目の前は他人の肩の上に乗った子供や大人の頭でいっぱいという有様だった。
それだけじゃない。
飲み終わったカップやお菓子の袋を、その場に平気でポイ捨てしていく人も少なくなかった。


日本の花火大会やイベントの後の「ゴミは持ち帰りましょう」という空気とは真逆で、足元にはどんどんゴミが溜まっていく。


おまけに、狭い場所にもかかわらず寝そべったり座り込んだりして大きくスペースを取る人もいて、限られたスペースの取り合いはなかなかのカオスだった。
海外年越しを経験して気づいたこと
ここまで散々な内容を書いてきたけれど、決してこの経験が無駄だったとは思っていない。
むしろ、これだけはっきり「合わない」とわかったこと自体が大きな収穫だった。
寒空の下、5時間も尿意と戦いながら立ちっぱなしで待って、見えた花火はそこそこ、周りのマナーも決して良いとは言えない。



有料席を事前に予約して見るなら楽しめると思います!
・詳しい情報やチケット予約は、
こちらのロンドン公式サイト
・クルーズで鑑賞した方はこちら
・当日の公式花火イベント情報とチケット価格帯の詳細はこちら
そんな年越しを経験して痛感したのは、
ということだ。
こたつに入って、好きな人たちと他愛もない話をしながらのんびり年を越す。
テレビで紅白を見て、年が明けたら近所の神社に初詣に行く。
当たり前すぎて意識したこともなかった日本の年越しスタイルが、実は自分にとことん合っていたんだと、地球の裏側まで来てようやく気づかされた。
ただ、これはあくまでロンドンという一つの都市での話であって、海外の年越しすべてが悪いとは言い切れない。
国や場所を変えれば、また違った体験ができるのかもしれない。
それでも個人的には、もう海外の大規模カウントダウンに参加することはないと思う。
これから海外で年越しを考えている人は、
事前に有料席の有無や現地のルールをしっかり調べてから挑むこと
を強くおすすめする。
そして何より、防寒対策とトイレ問題への備えは万全にしておくべきだ。
自分のようにココアで乗り切ろうとするのはやめておいたほうがいい。
失敗も含めて、これも世界一周ならではの貴重な経験。
ロンドンの年越しのリアルな姿を知りたい人の参考になれば幸いだ。









