【ポーランド旅行】アウシュビッツへの行き方とリアルな感想|ネット予約から見学の流れまで解説

ヨーロッパ

ポーランドのクラクフから日帰りで行ける「アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所


正直、旅の中でも一番“言葉にできない時間”だった場所。

軽い気持ちで観光気分では行けないけど、「知らないままではいけない」と思わせてくれた体験だった。


今回は、実際に自分が訪れたアウシュビッツ第1・第2収容所への行き方、ネット予約の方法、現地でのリアルな感想をまとめる

CHECK

・アウシュビッツってどんな場所?

・アウシュビッツへの行き方(クラクフ発)

・第1収容所と第2収容所の違い

・実際に訪れて感じたこと

今回この記事を書いている私は、

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アウシュビッツってどんな場所?

アウシュビッツ第1収容所入り口

アウシュビッツは第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによって建設された強制収容所


1940年から1945年にかけて、主にユダヤ人を中心に、100万人以上の命が奪われたとされる。

場所はポーランド南部のオシフィエンチムという町。

出典:Google Map


「アウシュビッツ第1収容所」と「ビルケナウ(第2収容所)」があり、両方ともセットで見学できるようになっている。

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アウシュビッツへの行き方(クラクフ発)

クラクフからのアクセス方法

クラクフ駅発オシフィエンチム行きの電車

クラクフからアウシュビッツへは、バスか電車かツアーが主流。
自分は【公式サイトでネット予約→電車で現地集合】の方法を選んだ。

  • 予約サイト:公式サイト(https://visit.auschwitz.org/)で希望日・時間を選ぶ
  • 所要時間:クラクフから約1時間(電車)
  • 費用:片道普通電車で1000円〜1500円
  • 集合場所:第1収容所の入口
クラクフ駅の掲示板 オシフィエンチム行きに乗る
こんな感じの乗車券

改札みたいなのはないですが、乗車後20分くらいしたら、乗務員が回ってきます。

事前に乗車券を用意できなくてもその場で購入可能。

アウシュビッツへのチケットを公式サイトで予約したら

予約後にメールで送られてくるPDFがチケットになるので、印刷 or スマホで提示すればOK。

アウシュビッツ第1収容所入り口

私がここに着いた時には、ツアー客で長蛇の列ができていましたが、

係の人にオンラインで事前予約していることを伝えたら

先に通してくれました笑

第1収容所と第2収容所の違い

第1収容所(アウシュビッツ本部)

ここはもともとポーランド軍の兵舎だった建物を流用した場所。


鉄の門に「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」と書かれた文字が掲げられていて、最初から言葉を失う。

中には展示室がいくつもあり、
・犠牲者の髪の毛
・靴
・眼鏡
・トランク
がガラス越しにずらっと並んでいる。

犠牲者の靴
使用された毒ガス

「物として残された命の痕跡」みたいな重さが、胸にズシンとくる。

近くでたまたま聞こえたガイドさんの言葉が頭に残ってる。

ここは“博物館”ではなく、“証言の場所”です」と。


写真撮影OKのエリアもあるけど、自分は途中からカメラをしまった。

見てるだけで手が震えて、写真どころじゃなかった。

普段陽気あ外国人の方もみんな静かに悲しそうな顔で見学。

中には泣き出してしまう方もいました。

強制労働者のトイレ
処刑場

第2収容所(ビルケナウ)

第2収容所入り口

第1からバスで5分ほど。受付の近くから頻繁にバスが出てる。

敷地は圧倒的に広く、鉄道の線路がまっすぐ続いている。

この場所は「大量虐殺の舞台」で、到着した人々が“選別”され、ガス室に送られていった。

現在はほとんどの建物が崩れかけていて、ガス室跡は瓦礫のまま残されている。
それが逆にリアルだった。

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実際に訪れて感じたこと

バックパッカーとしていろんな国を旅してきたけど、
アウシュビッツだけは「行ってよかった」じゃなく、「行かなきゃいけなかった」と思える場所だった。

ホロコーストのことって、教科書ではちょっとだけ触れる程度。


でも実際に現地を歩いて、当時の空気を感じたことで、ようやく「自分ごと」になった。

旅行の途中でも、もしポーランドを通るなら、ぜひ時間をとって訪れてほしい場所。


まとめ:アウシュビッツは「観光地」ではない。でも、訪れる価値がある

  • クラクフから日帰りで行ける
  • 公式サイトでネット予約が簡単
  • 第1と第2収容所で雰囲気が全く違う
  • 自分の中の何かが確実に変わる体験になる

このページを読んでくれた人が、もしアウシュビッツに行こうか迷っているなら、
「迷っている時間があるなら、予約して行ってみて」と伝えたい。

自分が感じた“重さ”や“静けさ”が、きっと心に残るから。

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