ドイツのベルリンへ訪れたい!という方はいませんか?
ヨーロッパの中でも特に心に残った街、ドイツの首都・ベルリン。
ここは、歴史の重みとポップなカルチャーが同居する、なんともクセになる街だった。
観光のメインは「ベルリンの壁」や「ブランデンブルク門」みたいな定番スポットだけど、
実際に現地を歩いてみて感じたことや、リアルな旅のコストもまるっとまとめてみた。
旅好きの方には参考になるはず。
今回この記事を書いている私は、
こちらも合わせてどうぞ。

ベルリン基本情報

まずはドイツ・ベルリンの基本情報を確認!
ここだけ見ればベルリンの大まかな情報が分かる。
・物価:やや高め。ラーメン1杯で約2000円
レストランでの外食は日本より高い。カフェでコーヒー1杯800〜1000円くらい。ビールも1杯1000円以上。スーパーをうまく使えば節約できるけど、節約旅にしては厳しめの街。
この時どうしてもラーメンが食べたくてここ行った
はっきり言ってあまりおすすめしない。ただただ麺が食べたいという方はぜひ。
店の名前からしても味が薄そうなのが読み取れるがその通り。
またドイツといえばビール!ここのバーは雰囲気も良いしおすすめ!

・交通:公共交通が超便利。地下鉄・トラム・バスが市内を網羅
「ABゾーン1日乗車券(Tageskarte)」で約10ユーロ(約1700円)あれば、市内を自由に移動できる。Google Mapで乗り換えも簡単に調べられるから迷いにくい。チケットは必ず打刻(打刻忘れは罰金対象)無賃乗車ができちゃうような所だけど、たまに駅員が回ってる。

・治安:基本的には安全。でも夜の人通り少ないエリアは注意
昼間は問題ないけど、中央駅周辺や一部のUバーン(地下鉄)駅は夜遅くなると雰囲気がちょっと不穏。荷物とスリには常に注意。観光地周辺の「署名詐欺」「寄付詐欺」にも気をつけて。

・通信:eSIMか現地SIMが安心。街中Wi-Fiは少なめ
カフェなどでは無料Wi-Fiもあるけど、街歩きメインならeSIM推奨。AmazonやAiraloなどでドイツ用のeSIMを事前に購入しておくとスムーズ。速度も安定してて快適。
・言語:英語通じるが、ドイツ語が基本
観光地・飲食店では英語OKなところが多い。看板や券売機などはドイツ語表記が主なので、翻訳アプリを入れておくと便利。Google翻訳のカメラ機能が神。
・気候:冬はマジで寒い。防寒ガチ推奨
12〜2月は昼間でも0℃以下。ヒートテック+ダウン必須。クリスマスマーケットがある時期は雰囲気最高だけど、防寒対策は本気で準備したほうがいい。手袋、ニット帽、ネックウォーマーは絶対持っていくべき。

・現地グルメ:意外とアジア飯が多い。ケバブも名物
ベルリン名物は「カリーヴルスト(カレーソーセージ)」や「ドネルケバブ」。そしてなぜかアジア料理店が多くて、タイ・ベトナム・日本のラーメン屋もよく見かける。味もけっこう本格的。
ベルリンの壁|”分断の象徴”から”平和のアート”へ

まず外せないのがここ。
冷戦時代に東西ベルリンを分断した壁で、今はアートで埋め尽くされた「イーストサイド・ギャラリー」が観光名所になってる。
印象に残ったのは、「兄弟のキス」の壁画。
これは旧ソ連と東ドイツのトップ同士がキスしてる絵で、”皮肉な愛”とでも言いたげなシュールさ。
“写真映え”を狙う人も多いけど、壁の前に立ったとき、なんか言葉にできない空気を感じた。
ベルリンの壁は1キロ以上伸びているが、ここで写真を撮る人が多い。
ブランデンブルク門|ベルリン観光のシンボル

ベルリンのシンボル的存在。
18世紀に建てられた新古典主義建築で、かつては王様しか通れなかった門なんだとか。
冷戦時代は壁のすぐ近くにあって、実質「東と西を分けるライン」の象徴でもあった。
夜のライトアップも美しくて、静かなのにどこかエネルギーを感じた。
門のてっぺんには勝利の女神ヴィクトリアが立っている。
ここは街の中心地で見るのは無料。ベルリンに来たら皆んな必ず訪れる場所!
ユダヤ人のための記念碑|“黙るしかない”場所

行ってよかったと思える場所。
正式には「ホロコースト記念碑」で、ナチスに殺されたユダヤ人の追悼施設。
高さの違う灰色のコンクリートが迷路のように並んでいて、歩いていると視界がだんだん閉ざされていく。
全体の写真を撮る気にならなかったので、どアップの写真を1枚(上写真)
「知ってる」つもりの歴史に、ちゃんと向き合わされた感じ。
ブランデルブルク門から徒歩5分くらいの所にあるので、周りやすい。
チェックポイント・チャーリー|東西の境界だった場所

ベルリンの壁時代、東ベルリンと西ベルリンの検問所だった場所。
今は博物館と観光地になってるけど、かつては命がけで越えようとした人もいた場所。
道端には実際の脱出劇の話がパネルで紹介されていて、映画よりリアル。
「自由」って、こういう場所を知ることで重みが変わる。
ベルリン大聖堂|夜がおすすめ!

一言でいうと、でかくてキレイすぎる教会。
建築美がとにかく圧巻で、中のステンドグラスはため息レベル。
私が訪れた時は、クリスマスシーズンでこのベルリン大聖堂の隣で
クリスマスマーケットが催されていたので、荘厳な教会と賑やかなマーケットの両方を楽しめた!
ドーム展望台では270段ほどの螺旋階段を登ると、ベルリン中心部のパノラマが見れる。
入場料は1200円程度。
クリスマスマーケット|ワインとソーセージが良い

クリスマスマーケットといえばベルリン!
ホットワインの香りと、キラキラの屋台。寒さすら心地いい。
世界的に有名なクリスマスソングも流れ、すべての時間が楽しい。
屋台の種類も豊富でアジア料理もたくさんあった。
けど!ここはドイツなのでやっぱりソーセージ。

宿情報|Ziegelstraße28は立地も清潔感も◎
泊まったのは「Ziegelstraße28」っていうホステル。
1泊3700円で、シャワーや共用キッチンもあって快適。
ブランデンブルク門まで徒歩圏内ってのも最高。
バックパッカーも多くて、いろんな国の人と話せたのもよかった。
まとめ|歴史と今が交差する街、ベルリン
ベルリン観光をざっくり振り返ると…
- 観光地はどこも歩いて回れる距離感
- 歴史の“重さ”を実感できるスポット多数
- 一方で、カフェやマーケットでは“今っぽさ”も楽しめる
- 物価はちょっと高いけど、体験価値はそれ以上
「歴史の授業で習った場所」に、自分の足で立てたのが最高の思い出だった。