「ベトナム観光したいけどどこに行けば良いのか…」
「物価情報や旅行にかかる費用を知りたい…」と思った方はいませんか?
そこでこの記事では、
・ベトナムの主要観光とおすすめスポット
・ベトナム観光の費用感
・ベトナム観光の注意点
を紹介します!
今回この記事を書いている私は、
こちらも合わせてどうぞ。

ベトナムの主要観光地とおすすめスポット
ダナン:ビーチリゾートと絶景の融合地

ベトナム中部に位置するダナンは、「東南アジアのマイアミ」と呼ばれるほどのビーチリゾート都市。
ミーケビーチの白い砂浜は、朝日を浴びながらのコーヒータイムに最高のロケーション。
地元民が淹れる激安カフェで「カフェスアダー(練乳入りアイスコーヒー)」を頼めば、もう気分は完全にベトナマーである。


市内から割とすぐ近くにあって行きやすい!ただ普段はもっと人でごった返してます笑
そして見逃せないのが五行山(マーブルマウンテン)。
大理石でできた山々には洞窟寺院が点在し、神秘的な雰囲気が漂う場所!
あの「西遊記」の舞台にもなった山!
階段を登りきった先の展望台からは、ダナン市街とビーチが一望できる絶景が待っている。


頂上に登るまでの過程でも、洞窟や林に囲まれた場所がたくさんあり、自然の神秘さを感じられる。


さらに必見なのがゴールデンブリッジ(神の手)。
ダナンからタクシーで30分くらいで行けます。


巨大な手のひらが橋を支えるデザインは、もはや現代アートの領域。
雲海に浮かぶその姿は、まるでファンタジー映画のワンシーン。
ただし標高1,400mのバナヒルズにあるため、ケーブルカーで登る必要がある。
なんでも世界最長のケーブルカーだとか。


高所恐怖症の人は覚悟して臨もう。
ホイアン:タイムスリップできる古都


ダナンから車で約30分、ランタンの街として知られるホイアンは世界遺産に登録された古い港町。
黄色い壁の古民家が立ち並ぶ旧市街は、16世紀の面影をそのまま残している。


数千個のランタンが灯る夜のホイアンは、まさに「歩くだけで気分が上がる空間」の最高峰。
トゥボン川に灯篭を流す体験は、日本の夏祭りを思い出させる。1回50円ほど!
ただし自撮り棒を振り回しすぎて川に落ちないように注意が必要!
ホイアンといえばオーダーメイドの洋服も有名。
24時間でスーツやアオザイ(ベトナムの民族衣装)を仕立ててくれる店が無数にある。
価格交渉は必須だが、日本の10分の1以下で本格的な一着が手に入る。
「せっかくだからアオザイ着て街を歩く」という恥ずかしさを乗り越えられれば、最高の思い出になる。
グルメも外せない。
名物のカオラウ(ホイアン風うどん)は、日本のきしめんとベトナムの味が融合した不思議な一品。





正直ベトナムで1番美味しいのはこれです。
ハノイ:カオスとグルメの首都


ベトナムの首都ハノイは、たくさんのバイクと喧騒に包まれた魅力的な大都市だ。
交通ルールを当たり前に守る日本人の我々からすると、異常なくらいみんな信号を守らない。
ベトナムで横断歩道を渡る時の注意事項
・自分でバイクや車を制止して渡る
・青信号でも周りを見て渡る
・配車アプリGrabでバイク乗る時は必ずヘルメットを着用する
だがそのカオスこそがハノイの魅力。
慣れてくると「よし、バイクの波を泳ぐように渡るぞ」という妙なスキルが身につく。
観光の中心は旧市街(36通り)。
かつて職業別に分かれていた通りが今も残り、シルク通り、銀細工通りなど散策が楽しい。
迷路のような路地を歩けば、ローカルな生活風景に出会える。
道端で小さな椅子に座ってフォーをすする光景は、ハノイならではの光景だ。
ホアンキエム湖周辺は観光客にも地元民にも人気のエリア。


早朝には太極拳をする人々、週末には歩行者天国になり、大道芸人やストリートパフォーマーで賑わう。


グルメ都市としてのハノイは本気度が違う。
本場のフォーは透き通ったスープに香草がたっぷり。


ベトナムのほぼ全域で食べられるので一度は食べて見ると良いでしょう!
ハロン湾:自然が作り出した絶景クルーズ


観光の基本はクルーズ船。日帰りから1泊2日の豪華クルーズまで様々なプランがある。



私も旅行アプリからクルーズ船のツアーを予約しました!
半日or1日ツアーが選べて、ハノイから出発のツアーもある。
自分の旅行プランに合わせて豊富なツアーがあります!
船上でのシーフードランチは新鮮そのもの。
アサリ、イカ、エビ、が惜しみなく出てくる贅沢さ。


デッキで海風を浴びながら奇岩群を眺める時間は、日常のストレスを忘れさせてくれる。


船は途中でティエンクン洞窟(天宮洞)などの鍾乳洞に立ち寄る。
ライトアップされた洞窟内は幻想的で、自然の造形美に圧倒される。
ただし観光客で混雑するため、写真撮影は早めの行動が吉。


アクティブ派にはカヤック体験がおすすめ。
奇岩の間を自分で漕いで探検できる。
水面から見上げる岩の迫力は、船からでは味わえない臨場感。





時間内で自分の好きな所行けたので楽しいですよ!
1泊クルーズなら、夕日と朝日の両方を楽しめる。
夕暮れ時にオレンジ色に染まる海と奇岩、早朝の霧がかった神秘的な景色——どちらも息を飲む美しさ。
船上で過ごす一晩は、贅沢な非日常体験を味わえます!


ベトナム観光の費用感


ベトナム旅行の最大の魅力の一つが、そのコストパフォーマンスの高さだ。
「東南アジア=安い」というイメージは2025年でも健在。
ただし近年は物価上昇もあるため、現実的な予算感を把握しておこう。
航空券
日本からベトナムへの航空券は、時期によって大きく変動する。
LCCなら往復3〜5万円、フルサービスキャリアでも5〜8万円程度。
ベストシーズン(11月〜3月)は高騰するため、早めの予約が鉄則。



「安いから直前でいいや」は
禁物です
ハノイ行きとホーチミン行きの便が多く、ダナンへの直行便も増えている。
乗り継ぎ便を使えばさらに安くなるが、時間と体力を考えると直行便がおすすめ。
旅慣れた人なら「乗り継ぎも旅の楽しみ」だが、初心者は素直に直行便を選ぼう。
宿泊費


ベトナムの宿泊施設は選択肢が豊富。
バックパッカー向けのドミトリーなら
1泊500円
清潔なビジネスホテルクラスで
2,000〜4,000円
4つ星ホテルでも
5,000〜8,000円程度。
リゾートホテルでも日本の半額以下が相場だ。
ダナンやホイアンのビーチリゾートは若干高めだが、それでも1泊1万円出せば相当なラグジュアリー体験ができる。
「せっかくの海外旅行だし」と奮発しても財布へのダメージは軽微。
むしろ「こんな豪華なホテルに泊まっていいの?」と罪悪感すら覚える。


食費


ベトナムグルメの素晴らしさは、味だけでなく価格にもある。
ローカル食堂のフォーやバインミーなら100〜300円。
カフェのドリンクも100〜200円。
まともなレストランでも1食500〜1,000円あれば満腹になる。
高級レストランでさえ、一人2,000〜3,000円も出せばコース料理が楽しめる。
日本で同レベルの店なら1万円コースだ。



毎食外食しても全然余裕です。
ただし観光地の観光客向けレストランは若干割高。
地元民が行く店を見つけられるかが節約のポイント。
「ベトナム語のメニューしかない店」こそが本当の名店だったりする。
Google翻訳片手に挑戦する価値は十分ある。
交通費


タクシーやGrab(東南アジア版Uber)が格安。
市内移動なら数百円
空港から市内でも1,000〜2,000円程度
バスはさらに安く、一回20〜50円。
ただし路線が複雑でハードルは高め。
都市間移動は長距離バスが便利で安い。
ハノイ〜ハロン湾、ダナン〜ホイアンなど主要ルートは頻繁に運行している。
寝台バスを使えば移動しながら宿泊費も節約できる一石二鳥の技。
トータル予算


(例)4泊5日のベトナム旅行
航空券込みで一人8〜15万円が目安。
節約派なら5万円台も可能だが、ある程度快適さを求めるなら10万円前後が現実的。
お土産代や現地ツアー代を含めても、ヨーロッパやアメリカ旅行の半額以下。
「海外旅行は高い」という固定観念を覆す、コスパ最強の旅行先なのだ。
ベトナム観光の注意点
楽しいベトナム旅行にするために、知っておくべき注意点をまとめておく。
備えあれば憂いなし!
交通事情:バイク地獄を生き延びろ


ベトナムの交通カオスは伝説級。
特にバイクの数が尋常ではない。
ハノイやホーチミンでは
信号が青でも左右確認必須。
また横断歩道を渡る際は、
「一定のペースで歩き続ける」のがコツ。
止まると逆に危険。
バイクが避けてくれる前提で、心を無にして歩くこと。
タクシーはメーター改造の悪質業者もいるため、Grabアプリの利用が安心。
料金が事前に分かるし、ドライバーの評価も見られる。
「タクシーでぼったくられた」という昔の定番トラブルは、テクノロジーで回避できる時代になった。
衛生面:お腹との戦い


屋台や地元食堂での食事は美味しいが、衛生管理は日本と同レベルではない。



生水は絶対に飲まず、ミネラルウォーターを購入しよう。
氷も要注意。高級レストランなら大丈夫だが、屋台の氷は「当たる覚悟」で。
生野菜も避けた方が無難。
「火を通したものを中心に」が基本。
ただし「せっかくだから何でも挑戦したい」という冒険心旺盛な人は、正露丸を常備して臨むべし。
トイレ環境も日本ほど整っていない場所が多いため、ポケットティッシュは必携。
気候:暑さ対策と雨季


ベトナムは南北に長いため地域で気候が異なる。
ハノイは
12〜2月が涼しく観光ベストシーズン。
ダナン・ホイアンは
2〜5月が最高。
雨季(6〜10月)は突然のスコールに見舞われる。
暑さ対策として、帽子・サングラス・日焼け止めは必須三種の神器。
「ちょっとくらい大丈夫」と甘く見ると、熱中症で観光どころではなくなる。
水分補給もこまめに。
ビールは水分補給にならないので注意。
ぼったくり対策:値段交渉は文化


観光地での買い物は価格交渉が基本。
最初に提示される価格は「外国人価格」で2〜3倍吹っかけられている。
半額から交渉スタートが定石。



「高すぎる」と言って立ち去るフリをするとたいてい追いかけてきます笑
ただし数百円の差を延々と交渉するのも野暮。
「まあこんなものか」と思える範囲なら、スムーズに購入した方が時間の節約になる。
旅の醍醐味として楽しむくらいの心の余裕を持とう。
マナーと文化


ベトナムは社会主義国だが、宗教的には仏教が主流。
寺院訪問時は肌の露出を控えめに。
タンクトップや短パンは避けた方が無難。
靴を脱ぐ場所も多いため、脱ぎやすい履物がおすすめ。
写真撮影は基本的に自由だが、軍事施設や政府関連建物は禁止。
人物を撮る際は一声かけるのがマナー。
特に少数民族の村などでは、勝手に撮影するのは失礼にあたる。
ベトナム旅行の魅力:まとめ


ベトナムは「美しい景色」「美味しい料理」「安い物価」という三拍子揃った奇跡の旅行先だ。
ダナンのビーチで癒され、ホイアンのランタンに魅了され、ハノイのカオスに圧倒され、ハロン湾の絶景に感動する——これだけの体験が驚くほど手軽にできる。
「東南アジアはまだ早い」と敬遠している人、「ベトナムって何があるの?」と疑問に思っている人、2026年こそベトナムに飛び込むべき。
帰国後には「なんでもっと早く行かなかったんだ」と後悔すること間違いなし。
フォーをすすり、バインミーをかじり、エッグコーヒーで休憩し、ランタンの下を歩く。
——人生は短い。旅に出るなら今。











